Android開発環境の構築

いよいよ、開発の準備に入ります。

まず、Androidを開発する為に必要なものを調べてみました。

・PC(今回はWindows環境にインストール)
・Android SDK
・Java Development Kit (JDK)
・eclipse
・Android端末(なくても開発自体はできる)

なんと・・・これだけあれば開発できるとのこと。

早速各パッケージの入手からインストールまでの構築手順をメモしていきます。

1. Android SDKの入手からインストール

こちらのAndroid開発者向けに用意されたサイトからダウンロードできます。

ダウンロードしたらZIPファイルを解凍後、
[C:\android-sdk-windows]に設置します。
これでAndroidSDKのインストールは完了。

Android SDK  Android Developers
Android SDK Android Developers
2. Java Development Kit (JDK)の入手からインストール

次にJavaで開発を行うために必要な開発キットをインストールします。
下記Oracleのサイトからダウンロードします。

ダウンロードしたexeファイルを実行し、手順に従いインストールを完了させます。

Java SE Downloads - Sun Developer Network (SDN)
Java SE Downloads - Sun Developer Network (SDN)
3. Eclipseの入手からインストール

そして、Javaなどの開発に使用される統合開発環境(IDE)で有名なEclipseをインストールします。
「Pleiades All in One 日本語ディストリビューション」という、日本語化パックや便利なライブラリ等が全てパッケージ化されたセットになっています。

!!注意!!
Eclipseのバージョンは3.5をインストールする事をお勧めします。
初めに3.6をインストールしたことろ、Eclipse3.6自体にバグがあるようで現在使用しない方がいいようです。

Eclipse 3.5 Galileo ガリレオ
Eclipse 3.5 Galileo ガリレオ

ダウンロード完了後、ZIPファイルを解凍し、
[C:\pleiades-e3.5-ultimate-jre_20100226]に展開します。
※展開先は任意のフォルダに設置して大丈夫みたいです

[C:\pleiades-e3.5-ultimate-jre_20100226\eclipse\eclipse.exe]から起動します。
※起動時に[Workspace]の場所を聞かれますが、気にしない人はデフォルトで[OK]にして下さい

これでEclipseのインストールも完了。

4. EclipseのAndroid設定

次はEclipseからAndroidを使えるようにプラグインをインストールし、設定していきます。

まず[ヘルプ][新規ソフトウェエアのインストール]から、Androidプラグインをインストールします。

ヘルプ→新規ソフトウェアのインストールを選択
ヘルプ→新規ソフトウェアのインストールを選択

サイトのロケーションを追加するため、[追加]ボタンを選択します。

追加ボタンを選択
追加ボタンを選択

ロケーションURLにAndroidのEclipseプラグインを追加
名前に[Android Plugin] ※任意の名前で構いません
ロケーションに[https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/]を設定します。

ロケーションURLにAndroidのEclipseプラグインを追加
ロケーションURLにAndroidのEclipseプラグインを追加

[Developer Tools]にチェックを入れて次へ。

Developer Toolsを選択
Developer Toolsを選択

インストールされる項目を確認し次へ。

インストールされる項目を確認
インストールされる項目を確認

使用条件の条項に同意し、インストールを完了させます

使用条件の条項に同意し、インストールを完了させます
使用条件の条項に同意し、インストールを完了させます

インストール中は画面右下に進捗が表示されます

インストール中の画面
インストール中の画面

セキュリティ警告が表示されますが、そのままインストールを続行し[OK]を選択します

セキュリティ警告が表示されますが、インストールを続行します
セキュリティ警告が表示されますが、インストールを続行します

その後、Eclipseを再起動します


次に[ウィンドウ][設定]から設定画面を開きます。

設定画面の起動
設定画面の起動

前述で設置したAndroid SDKのフォルダパス[C:\android-sdk-windows]を入力し、OKを選択します

Android SDKパスの設定
Android SDKパスの設定

最後に[ウィンドウ][Android SDK and AVD Manager]を起動。

AVD Manageを設定
AVD Manageを設定

[Installed Packages]を選択し、下部にある[Update All]を選択します

インストールパッケージを選択
インストールパッケージを選択

リスト左部のチェックを全て選択し、[受諾][インストール]を実行

パッケージを選択しインストール
パッケージを選択しインストール

※途中警告があがりますが、[Yes]にします

インストールが完了したら、設定作業は完了です!

次にサンプルを作ってみてエミュレータで動かしてみるところまでやってみます。